7月17日 「キング・アーサー」
 
 ワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘で「キング・アーサー」の先行レイトショーを観ました。「キング・アーサー」と聞いたら「アーサー王伝説」を思い浮かべますが、これがなんとアーサー王の実像を描いた作品なんですね。(もっともアーサー王については諸説有りますので、これはその内の一つと捉えた方が良いかも知れませんが…)
 
 なにしろアーサーはローマ人とブリトン人のハーフで、ローマ帝国の司令官だったりするわけです。ですから、伝説の映画化を期待した人はかなりの肩すかしをくらいます。といっても、決してつまらないわけではありません。いやむしろ新しい観点のアーサー王物語として、非常に面白い映画だと思います。
 
 特筆すべきが、彼らと彼らの馬が身に着けている鎧です。これは本当に素晴らしい。この鎧姿は、ホントに惚れ惚れします。多分、間違いなく(…といっても「トロイ」をまだ観ていないので、自信がありませんが…)この衣装はアカデミー賞の候補になるでしょう。
 
 合戦シーンも見事ですし、お話もなかなか良くまとめてあります。有名なスターが出ていないので興行的には心配ですが、個人的にはかなりお気に入りの作品です。
 
 さあ、明日の「新選組!」はいよいよ池田屋だ!