7月10日 「桃鉄USA in 鎌倉」
 
 今日は鎌倉に出掛けて、さくまあきらクンの次回作「桃太郎電鉄USA」のテストプレイを観に行ってきました。鎌倉駅前の喫茶店で待ち合わせていたのですが、やっぱり時間を間違えて、ちょっと早めに鎌倉に着いてしまいました。仕方ないので、近所の街並みを自慢の携帯電話で激写して廻りました。まだ上手く使いこなせていないのでハッキリとは言えませんが、実際に使ってみると色々と不満ができました。画素数は必要充分ですが、レンズが小さいとさすがに光量が少ないのが気になります。機動の遅さとか、フラッシュがないことも気になりますが、携帯電話に多くを望むことからして間違いなのでしょうね。
 
 さて、例によって「仲の坂」で昼飯をご馳走になりましたが、さすがにここの刺身は新鮮で美味しい。鯵も鰯もイカも鰹も、ついでにシメサバまで美味しい。更にその後近くの甘味処で食べたシロクマがこれ又美味しい。なんだかこのために来たみたいですが、とにかくその後、さくまクンの家に向かって「桃太郎電鉄USA」のテストプレイを観戦しました。
 
 それにしても、今の時期で既にほぼ完成形に近いという進行状況には、いつもながら驚かされてしまいます。シリーズを重ね、長い年月を掛けて熟成されたこのゲームシステムは、もはや他の追随を許さない所でしょう。いや〜、痒い所に手が届くというか、細かい点にまでよく目が行き届いています。そればかりか…今回は場所をUSAに移したということもあって、今までの桃鉄では出来なかった、かなり画期的な冒険を試みています。成る程、桃鉄にもまだまだ色々な可能性が残されているんだなぁと、またまた感心。
 
 でも、しか〜し、今日のメンバーのプレイは一体どうなっているんでしょうか?なんでみんなゴールを目指さないんでしょうか?私にはとても理解出来ませんが、どうやらみんな、ゲーム本来の目的と違った所に楽しみを見いだしているかのようです。RPGでも、ストーリーなどそっちのけでアイテム探しに固執する人や、最短距離や最低レベルで上がろうとする人がいるかと思えば、それ以前に物語やゲームのやり方さえも理解出来ない人すらいますから、丁度それと同じ事なのでしょう。
 
 世の中には色々なプレイヤーがいますから、より多くの人々に愉しんでもらおうと考えれば、ゲームのチューニングには細心の注意を払わなければなりません。ここのところが非常に頭を悩ませる所ですが…、通常なかなかその余裕が無いものです。その点、テストプレイに重点を置き、チューニングに必要充分な時間を割り当てる「桃鉄」は、至極真っ当な作り方をしているのだと思います。