ピエトロ日記

「お台場少年正誤一覧」

「お台場少年」を出版してから様々な証言が寄せられて、記憶違いや誤った記述が明らかになりました。再版の際には是非修正しようと思っていますが、とりあえず日記に残しておこうと思います。

P6:「玉晶堂だって、もとは南馬場駅近くの質屋の店先を借りて商売を始めたんだ」→後でわかったことですが、実際はもともと南馬場駅近くにあった「玉晶堂」という店を店名ごと買って、たまたま店の裏に質屋があったというのが真相だそうです。しかし、質屋と時計屋の関係に関してはその通りだそうですので、ここはフィクションとして、そのままにしたいと思います。

P78:「⑩ゴジラが上陸したのは何処か?」→香山滋著「ゴジラ」奇想天外社1979年刊に、「ゴジラは品川沖、第二台場へ上陸の模様」と記されているので、間違いなく品川に上陸したことになります。

P80:品川富士からは障害物のある今でも隅田川花火大会の花火を、小さいですが見ることができるそうです。聞くところによると、障害物がなければ20km離れたところでも花火を見ることができて、音は30㎞離れたところでも聞こえると言われています。

P91:「BEM(ビッグ・アイド・モンスター)」→「BEM(バグ・アイド・モンスター)」 大きな目ではなく、虫の目をした怪物のことでした。

P100:「だって魚が泳いでいるじゃないか」→四号地で釣りをした記憶から、第二台場の池に魚がいるように書きましたが、実際に釣りをしたのは隣の第一台場の岸壁でした。当時すでに第一台場は埋め立てで第二台場と同じ埋立地にありました。ちなみに、ゴジラが上陸したのが第二台場だとすると、その足跡に雨水が溜まって池が出来たと言えないこともありませんね。