JULY
 2015
Diary

7月27日「注目の海外ドラマ」

 海外ドラマがとにかく面白いです。面白すぎて、劇場映画が物足りなく感じてしまうのが、困ったものですけど、最近注目のドラマシリーズをあげてみましょう。
1)「ゲーム・オブ・スローンズ」

 日本ではスター・チャンネルが独占放送をしている「ゲーム・オブ・スローンズ」がともかく面白い。この8月より放送開始される第5シーズンには、いよいよ北のゾンビ軍団や南のドラゴンが大暴れしますので、盛り上がること必至です。それに、主な登場人物たちにも運命の曲がり角が訪れて、一体この後どうなるのか、興味は尽きません。原作者自らがシナリオも手掛けているので、原作と違った、予想を裏切る展開に唖然とさせられてしまいます。TV史上最大級の映画並みの莫大な予算をかけて作られるこの大河ドラマシリーズ。とにかく凄くて、絶対に目が離せません。

2)「GOTHAM / ゴッサム」
 新生バットマンのダークなイメージそのままに、若きジェームズ・ゴードン刑事を中心にブルース・ウェイン少年の生きたゴッサム・シティを描く、「バットマン」の前日譚です。若きキャット・ウーマンや、ペンギンやリドラーやトゥー・フェイスやコミックでしか登場していなかったハービー・ブロック刑事なんかも出てきて、なんだか賑やかで、面白いことこの上ないです。

3)「エレメンタリー: ホームズ&ワトソン in NY」
 とにかく、シャーロック・ホーームズ物には外れがありません。なにしろ全世界にいるシャーロキアンたちの厳しい目にさらされるのを覚悟で作らねばならないのですから、製作者側にもそれなりの覚悟が必要です。当然、シナリオには最大限の力を注がねばなりませんので、お話も面白くなる訳です。
 数あるシャーロック・ホームズものの中でも異色なのが、宮崎駿の「シャーロック・ハウンズ」と、この「エレメンタリー」でしょう。前者は主人公たちが犬ですし、なんといっても「エレメンタリー」のワトソンが女性(しかも中国系)だというのが意外性があります。これなら、ホームズに変な噂も立たないというもの。さらに宿敵モリアーティ教授までも…というのだから、徹底しています。第2シーズンでは、ロンドンに戻ってMと対決するそうなので、こちらも目が離せません。

4)「ザ・ストレイン:沈黙のエクリプス」
http://video.foxjapan.com/tv/otameshi_fox/movie/strain/season1.html
 ギレルモ・デル・トロ原作で製作総指揮も兼ねた、超話題作です。レンタルDVDのおまけについていたのを観ましたが、ミニョーラっぽい小道具といい、ドロドロしたモンスターといい、デル・トロパワー全開で、ゾクゾクしますねぇ。8月にFOXチャンネルで先行お試し放送するそうですので、見逃さないように。