JANUARY
 2015
Diary

 1月4日「ブルーレイで観た!」

 レンタル屋でもブルーレイが多く置かれるようになりました。ブルーレイの利点は何と言っても画質と音質の良さですが、忘れちゃならないのが特典映像の豊富さです。なかにはブルーレイでしか観られない特典映像や別バージョンがあって、それを観るためだけでも借りたり買ったりする必要がある物も少なくありません。
 というわけで、わざわざ取り寄せて観てみました。

「西部開拓史」
 凄いですね。シネラマで公開された作品なので、公開当時は画面が三分割されて、三つの映写機で映していたんですよ。それがちゃんと一つの画面に修正されているんですね。画面のつなぎ目もほとんどわかりませんが、左端の人と右端の人が見つめあうと、目線が合わないのがご愛嬌というところでしょう。特典映像のシネラマの歴史は必見です。買っても借りても、ブルーレイが絶対にお得です。

「おかしなおかしなおかしな世界
 いやー、出るのを待っていましたよ。配給会社の都合で、世に出ないんじゃないかと思われたソフトが、なんとブルーレイで出るなんて、驚きです。今のところ輸入盤でしか出ていませんが、送料込でも、最近出た日本語版のDVDの四分の一くらいの値段なので、大変お得です。これもシネラマ作品ですが後期のシネラマ作品なので、三分割でなく、光学処理で湾曲したスクリーンに映していましたから、もともとつなぎ目はありません。できればこの調子で「不思議な世界の物語」とか、残りのシネラマ作品もブルーレイで出してほしいものですね。

「ラスト・スターファイター」
「トロン」に続くCG映画作品ですが、なにぶん初期のCGなので、一昔前のゲーセン並みの映像です。でも、宇宙船による初めてのフルCG戦闘シーンは、CG映画を語る上では絶対に外せない、歴史的金字塔と言えるでしょう。これも輸入盤でしか手に入りません。

「赤ずきん」
 別バージョンのエンディングが特典映像として入っているブルーレイは珍しくないのですが、普通は別バージョンのシーンだけ別に用意しているものです。ところが、この作品だけは別バージョンとしてまるまるもう一本用意してあるのです。別バージョンの方は日本語吹き替えが冒頭から入っていませんが、どういうわけなんでしょうね?

「未知との遭遇」
「劇場公開版」「特別版」「ファイナル・カット版」が全部入っているばかりか、どの版でどこがカットされて、どこが追加されたかが一目でわかるようになっています。「ブレードランナー」もこの形で出してほしかったですね。

ブルーレイもお安くなってきましたが、輸入盤の方が送料を含めても断然お安いようです。リージョンコードは北米版が日本と同じ「A」ですので、買うならば北米版に限ります。なかには日本語字幕や吹き替えもついている物もあるそうですよ。