SEPTEMBER
 2013
Diary

9月28日「クロニクル」
 首都圏限定公開で、しかも1000円で観られるキャンペーン中という問題作「クロニクル」
を観に、TOHOシネマズ 川崎へ行ってきました。
 高校生のアンドリュー、マット、スティーヴの3人は、ひょんなことで突如超能力を手にする。最初は高校生らしい遊び心から、たわいのない悪戯に使っていた超能力も、その力が増すに連れ、その行使に責任が伴うことを自覚し始める3人だったが、普段から抑圧を受けていたアンドリューの暴走が始まってしまう…。
 自らをビデオ撮影するアンドリューの視点で物語が展開するモキュメント方式の映画ですが、超能力が暴走するに連れ、モキュメントからも逸脱し始めます。まず、自分撮りを、超能力で可能にするというアイデアが面白い。モキュメントは低予算で臨場感のある映像を撮ることに大変優れた手法ですが、それを逆手にとって、観る者を仰天させる演出に、とにかく感心しました。
 最初は「超能力学園Z」かよ、と思わせる悪戯の数々も、やがて来るべき大惨事の予兆として生きてきますが、それにしても、もっと他に超能力の使い方があるだろうと、思ってしまう私は、心が大分汚れているのでしょうか?
 これが長編監督第一作という、ジョシュ・トランクの手腕にも舌を巻きますが、他の新鋭同様、第一作目がピークだったとならないことを切に願います。
☆☆☆☆☆★★★★(そういえば、「キック・アス」を観たのもTOHOシネマズ 川崎でしたね)