SEPTEMBER
 2013
Diary

9月15日鋼鉄の男VS星の旅」
 川崎の109シネマズに行きました。本日の観たのは「マン・オブ・スチール」と「スター・トレック イントゥ・ダークネス」。IMAX3Dの2本立てです。タダでさえ疲れる3Dなのに、2本も観て、体力的に大丈夫かと思いましたが、観た順番が良かったせいか、全く苦になりませんでした。

「マン・オブ・スチール」
 滅亡寸前の惑星クリプトンから、科学者ジョー・エルによって地球に送られた、息子カル・エルは、ケント家に拾われ、クラーク・ケントとして育てられたが、自分の並はずれた能力に戸惑い、放浪の旅をしていた。だがある日、ファントム・ゾーンに囚われていたゾッド将軍たちを乗せた宇宙船が地球に飛来する。
 今まで、何度も映画化されてきた作品だけに、クリストファー・ノーランがどう料理するかと思っていましたが、シナリオ的にも、かなり苦労のあとが伺えます。それが成功しているかは別にして…ですけど。
 リアルさを追求したのでしょうが、無精ヒゲには、どうしても違和感を感じてしまいます。なにしろ、鋼鉄の体を持つ男の無精ヒゲです。どうやって剃るんだ?って、気になります。
 ともかく、CGによる映像の迫力だけは凄いのですが、「マトリックス」のような、ケレンもなければ、意外性もないので、観ていて次第に飽きが来てしまいます。
 それにしても、スーパーマンのコスチュームになってからの活躍が破壊ばかりとは!一体彼は人類にとって、救世主なのか?破壊神なのか?非常に気になるところです。
 ☆☆☆★★★

「スター・トレック イントゥ・ダークネス」

 前回の話で平行宇宙に移り、TVシリーズとの矛盾を一掃した映画版新シリーズの第2弾です。
 ロンドンの宇宙艦隊の秘密施設が爆破され、艦隊幹部が招集されるが、その席上、カークは、この爆破事件に別の意図を察知する…。
「スター・トレック」シリーズでお馴染みのキャラそれぞれに、活躍の場が与えられていて、トレッキーたちにも大納得の内容になっています。今回の話では、カーク船長が強靱な肉体を得たり、MRスポックが心の内を明かしたりと、驚かされることばかりですが、特に、全速力で走るMRスポックの姿には、新鮮な驚きがありました。
 映像的にも3Dに適応した作りで、最近の3D作品の中では最も立体感を感じました。監督のJ・J・エイブラムスは「スター・ウォーズ」の監督にも抜擢されたようなので、そちらもたいへん期待できます。
 ☆☆☆☆☆★★★★(たいへん良くできました!)