JULY 2008
Diary

7月21日「映画四方山話」
 凄いですね〜っ!日本では(まだ観ていないけれど)予想通り「崖の上のポニョ」が大ヒットしておりますが、海の向こうでは「ダークナイト」が公開3日で$155,340,000という、「スパイダーマン3」の記録を破る、歴代一位の興行成績をあげております。あ〜、ホントならサンディエゴでオタク仲間と一緒になって騒いでいたのに、今年も行けませんでした。どうにもこうにも、あちこちテンパッていまして、旅行も出来ない我が身が恨めしいです。
 
 それにしても、今年の夏は暑い!「崖の上のポニョ」はもちろんのこと、「カンフー・パンダ」や「ドラゴン・キングダム」やら「ハプニング」やら「インクレディブル・ハルク」や「ダークナイト」やら「ハムナプトラ3」や「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」や「ハンコック」と、観たい作品が目白押しで、あわよくば「スターシップ・トゥルーパーズ3」や「ホット・ファズ」に「アイアンマン」(試写会)も観てやろうと思っているワケです。正直仕事の合間を見ての鑑賞はかなりの難題ですが、なんとか頑張って観てみたいと思っています。近所の駅にシネコンが出来る来年が待ち遠しいです。
 
 ところで、「クライマーズ・ハイ」の原田眞人監督が去年撮った作品「魍魎の匣」をDVDで観て驚きました。そこに戦後の東京が再現されていたのです。「三丁目の夕日」に不満を抱いていた私ですが、その不満を全て払拭する存在感というか空気感がこの映像にはあるのです。やはり当時を知る人が作ると違うんだと、いたく感心しましたが、果たしてどうやってこんな絵を作ったのでしょうか?オープンセットを作るにしたって、大変な広さが必要です。それに建造物が、いちいち本物に見えて仕方ありません。どうにも不思議に思っていたら、その答えが最後のスタッフ・ロールにありました。成る程、上海で撮影していたのか!