MAY 2007
Diary

   5月25日 「パイレーツ・オブ・カリビアン〜ワールド・エンド」

 夕方から109シネマズ・グランベリー・モールへ出かけ、「パイレーツ・オブ・カリビアン〜ワールド・エンド」を観ました。ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイの3人が主役を張る人気シリーズの完結編です。
 
 前回の話でクラーケンに食われたジャック・スパロウを救い出すために「世界の果て」に向かうウィル・ターナーとエリザベス・スワン達。見事ジャック・スパロウを救い出し、伝説の9人の海賊たちを結束させて、海賊撲滅を謀る東インド会社の野望を打ち砕くことができるでしょうか?
 
 まあ、大まかに言うとそんな流れのはずなんですが、この「パイレーツ〜」シリーズは、「じつはこうなんだ…」と後付で新設定をセリフだけで披露するというルール無視の(まさに海賊的な)シナリオ作りが特徴ですから、次に何が起こるかなんて全く予測がつきません。冒頭いきなり女神カリプソなんて新設定を出されたり、仰々しく登場した新キャラがあっけなく消えたりして、観客は翻弄されるばかりです。この有無を言わさず次々と驚かす手法って、なんかディズニーランドのアトラクションに似ています。
 
 そんなわけですから、この作品にあれこれ細かいこと言っても意味がないような気もします。なにしろ、映画というよりアトラクションですからね。ともかく、次々に飛び出すあの手この手のビックリ映像を観て、ただ面白がれば宜しいのでしょう。ですから、曰くありげな伏線の数々が未回収だったり、登場人物の性格がいきなり変わったり、敵が不可解な行動をしたり、何のために出てきたのか分からない物が色々あったり、死んだり生き返ったりのルールがマチマチだったりしても、いちいち目くじらを立ててはいけません。
 
 あれやこれやで内容はゴチャゴチャしていますが、最後はちゃんと巧い具合に締めくくっているので、シリーズ物としてはまとまっている印象を受けました。本来この物語はウィル・ターナーとエリザベス・スワンが中心ですから、ジャック・スパロウの影が薄くなるのは仕方ありません。成る程、「プライドと偏見」で閉めたのね…、と私は勝手に納得してしまいました。 
 
 ☆☆☆★★★(キース・リチャーズを出すのは如何なものか?むしろリンゴ・スターか、関根勤を出して欲しかったなあ…。意味の分からない人は「関根勤」と「バイキング」で検索してね)