JANUARY 2006
Diary

 1月20日 「見えない恐怖」

 その異常に気が付いたのは数日前のことでした。ガミガミ君でない方のPCのハードディスクの空き領域が妙に少ないのです。調べてみたら、1日になんと500MBも減っていることが分かりました。メインのCディスクの空き領域が2日で1GB、4日で2GB着実に減っています。余分なデータはDディスクや外付けハード・ディスクに移して、ちゃんと削除しているのにも拘わらず、毎日着実に減って行くのです。
 
 仕方なしに、今度は余分なプログラムを次々と削除して行きましたが、それもすぐに限界が来ました。空き領域が少ないので、当然PCの動作が極端に遅くなります。しかも、あんまり減りすぎたので、デフラグも出来ません。何が何やら原因も分からず、もはや万事窮すという所までやって来ました。あとは思い切ってリカバリーするしかないのでしょうか?でもリカバリーすると、再設定にデータやソフトの入れ直しなど、時間の掛かる面倒な作業をしなければなりません。これは困った!
 
 そんなわけで頭を抱えていたら、昨日ようやく原因の源が分かりました。「Documents and Setting」フォルダの中の個人フォルダの中にフォルダやファイルで表示されないデータがごっそり溜まっていたのです。どうやら表示されないファイルに問題があるようです。
 
 早速「ファイル・オプション」で隠れたフォルダやファイルを表示させてみたところ、「google」と「QuickTime」に5GB以上のデータが蓄積されていることが分かりました。何と削除したつもりが、全く消えていなかったのです。本当の原因は未だ不明ですが、とにかく消しても大丈夫そうなデータを選んでバッサリ削除しました。おかげでハードディスクの空き領域が5GB回復しました。まだ不安は残りますが、取り敢えず問題解決です。(きっとどこかのデータが壊れているのでしょうから、根本的な解決にはなりませんけど…)
 
 それにしても、隠れたフォルダやファイルがこんなにもあるとはビックリです。そして、消したつもりのデータが、別の場所にしっかり残されているというのにも驚きました。まさに「見えない恐怖」ですね。