SEPTEMBER 2005
Diary

9月24日 「珍説奇説?」
 
 アメリカのお天気キャスター、スコット・スティーブンス氏が先の巨大ハリケーン「カトリーナ」は日本のヤクザがヒロシマの報復のために起こしたものだと主張して大騒ぎになっています。先物取引で大もうけした金でロシアから機器を買い、超音波で「カトリーナ」を発生させたと言うのです。こんなことを大真面目に言う人がいるかと思えば、それを真に受ける人も大勢いるから驚きです。ということは、今度の「リタ」はナガサキの報復だと言うのでしょうか?何でもかんでも日本のせいにされたら堪りませんね。
(詳しくはhttp://www.weatherwars.info/ 
カテリーナについてはここ http://www.weatherwars.info/katrina.htm 
おおっ、この人は本気ですぞ!)

 異常気象といえば、スペインではキリストにそっくりな雲が現れたと大騒ぎになっています。もっとも、その雲は見方によってはビン・ラディンにもリンゴ・スターにも見えるそうですが…。う〜ん、私にはよく判りません。

 世の中には色々なことを主張する人がいますが、これがアメリカの大統領となると尋常ではありません。最近、ジョージ・W・ブッシュ大統領が「進化論」のかわりに学校で「インテリジェント・デザイン」(知的計画、ID)説を教えることを支持したそうです。「インテリジェント・デザイン」というのは、生命は「インテリジェント・デザイナー」(知的設計者)によって作られたという説で、つまりはキリスト教原理主義者達が唱える「創造論」の現代版というわけです。
 
 「創造論」とは、人類を始め生命は全て聖書の通り神が創ったとする考えで、「進化論」の言うように人は猿から進化したワケではなく、人は神によって最初から人として創造されたという説です。現代でもアメリカ人の半分は「進化論」を信じていないそうですから、選挙のことを考えれば仕方ないことなのでしょう…か?