SEPTEMBER 2005
Diary

9月11日 「自民大勝」
 
 小泉首相って、ずっと誰かに似ているなぁと思っていたんですが、今日テレビを観ていてようやく気が付きました。あの髪型、あの顔つき、あの雰囲気はまさにカラヤンじゃないか!ヘルベルト・フォン・カラヤンといえば、ドイツの名門ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の終身指揮者でしたが、好き嫌いが激しくて妥協を許さぬ性格は小泉首相も同じです。考えてみれば小泉純一郎という人は感性で動く芸術家タイプの人ではないでしょうか。だからこそ、それが判らない常識や因習に縛られた発想の人々は、「解散は出来ないだろう」と高を括って酷い目に遭うのです。
 
 そもそも芸術家とは、その鋭い感性をもって人々の心を掴み揺り動かすことに長けているわけですから、今回の選挙での自民党の大躍進は、偏に小泉首相という一個人の才能に因るところが大きいと思います。果たして孤高の人、マエストロ小泉は、これから日本をどの方向に指揮していくのでしょうか?その手並みを注視していきたいと思います。