APRIL 2005
Diary

4月8日
 「デビルマン!」
 
 プレミア試写会からネット上に空前絶後の酷評が吹き荒れ、文春の「木いちご賞」でもぶっちぎりで昨年度ワースト1に選ばれた、あの話題の映画「デビルマン」をついに観ました。いや、とにかく存在すること自体が奇蹟のような凄い映画です。これを観たらあの「幻の湖」でさえも大傑作に思えてしまう位に凄い。ある意味映画史に残る一大事かもしれません。
 
 しかもこの映画の更に凄いところは、そのあまりの凄さに観た者が必ず誰かに感想を話さずにはいられなくなってしまう事です。人知を越えたその凄さは観た人にしか分かりませんから、結局周りの人に観るように唆してしまうのです。こうして周囲に犠牲者もとい視聴者を増やしていく様は、まるで「呪いのビデオ」の如しでもあります。思い出すだけでも脳が破壊されそうなので敢えて内容には触れませんが、とにかく凄いですよ〜。