3月4日 「サニー」
 
 朝、あまりの寒さに目が覚めました。なんだか喉が痛いし、頭もズキズキします。もしや風邪をひいたのかも?それにしても、この寒さは尋常じゃありません。部屋の温度を見たら2℃だと!?だ、暖房はどうなったんだ?調べてみるとしっかり切れてました。しかも外を見たら雪が降っています。うぉおお〜っ!危うく凍死するところじゃないですか!額に手を当てれば熱っぽいし、血圧も鰻登りの超危険な数値(言うのも恐ろしいくらい高い!)です。もう、これは大ピンチです。
 
 は、早く降圧剤を飲まなければ!でも、ここで慌てて跳び起きてはいけません
。まずは暖房をつけて部屋を暖めます。しかし問題は薬のある部屋まで極寒の廊下を通らなければならないことです。なにしろ急激な寒暖の差も超危険なのです。頭を下げるのも危険なので、ゆっくりゆっくり背筋を伸ばしながら厚手の靴下をはいて…。おっと、こんどはクシャミが出そうです。これもまた危険なので、鼻を摘んで恐る恐る廊下に出ると、スローモーションのようにゆっくりと歩いて薬のある部屋に向かいます。

 部屋に入ったらすぐに暖房をつけて、まずはガンガン暖めます。落ち着いたところで水を補給して、降圧剤を飲んで、まずは一安心。…したいところですが、やっぱり頭痛はするし、喉は痛いし、咳も出る。微熱もあるは、体の節々も痛いというわけで、完全に風邪をひいた模様です。まだまだ危険な状態は続くのでした。
 
 その夜、チャイムが鳴ったので玄関に行ってみると、大きな箱が届いていました。「I.ROBOT」のサニーヘッド付きコレクターズBOXです。うむむむ、いくら何でもこれを部屋に飾るのは大変キモイですが、なかなか良くできています。後頭部のカバーをはずすと、ちゃんとナノロボットを挿入する穴も開いています。惜しむらくはウィンク出来るようにしてあるとベターなのですが…それはもっとキモイですね。