1月3日 「もののはずみ」

 散歩ついでに寄ったTSUTAYAで邦画のDVDをまとめて借りてしまった。新年早々どうかと思うが、たまたま空いていたので、もののはずみで借りてしまった。普段は余り邦画のことは触れないのだが、「ラスト・サムライ」を観てから、どうにも邦画に苦言を呈したくなってしまう。
 
 二百人斬りを謳った「あずみ」はアクションの連続だが、肝心の殺陣があまり感心出来ない。無意味なCGや緑の色調の画面作りなど、多分に「マトリックス」を意識しているようだが、どうも違和感を覚えて仕方ない。「数」よりも「質」、「動」よりも「静」をもっと大事にして欲しいと思う。
 
 「バトル・ロワイアルU」の設定は全く理解できない。新BR法の目的はいったい何なのだろうか?二人一組の自爆装置でわざわざ戦力を減らすのは何故なのだろうか?(どうせなら、身体に高性能爆薬を括り付けられているという設定にすれば良いのに…)テロリストのアジトが分かっているのに、何故政府は「あの国」を怒らせるまで(半年も!)野放しにしているのだろうか?人質もいないのに、何故特殊部隊を送るのだろうか?何故特殊部隊はずぶの素人より弱いのだろうか?何故最初からミサイル1発で片づけないのだろうか?(なにしろ離れ小島だから、周辺住民の被害を心配する必要ないし…。)何故みんな真っ先に逃げようと考えないのだろうか?製作者は何故この話が面白いと思ったのだろうか?分からない!分からない!頭の中がバトル・ロワイアルになってしまう。
 
 もはや中国はもちろん韓国や台湾にも追い越された感の強い日本映画。ここらで世界市場にも堂々と売り込めるちゃんとした映画を作れるよう、製作体制の抜本的改革が必要に思える。今一層の奮起を願いたいです。