1月2日 「去年の忘れ物」

 去年、年末恒例映画ベスト10をやり忘れていた。それもそのはず、10個も思いつかない。派手なCGの作品が多かった割に、意外と不作だったのかも?
 
 7)「座頭市」:勝新版には遠く及ばないにしても、果敢に挑戦した点は高く評価したいと思います。正攻法ではさすがに勝負にならないので、演出も逆手斬りです。極端な省略など相変わらず強引な編集ですが、それがかえってギラギラした鋭さを引き立たせています。ストンプでリズミカルに話を進めていくなど、さすがに目の付け所が良いと思いました。
 
 6)「キル・ビルVol.1」:「KILL」と「斬る」。タイトルがなかなか洒落ています。内容は劇画やアニメのごった煮ですが、特筆すべきは音楽の使い方。オドロオドロした復讐劇や血の池地獄の残虐シーンも、ノリノリの音楽で全てスタイリッシュに変えてしまっています。ちょっと癖になりそうな自分が怖い。
 
 5)「WATARIDORI」:とにかくもの凄い労作です。そこまで実写にこだわるのなら、何故劇中にCGアニメを入れてしまったのだろう?唯一そこが惜しまれます。
 
 4)「マッチ・スティック・メン」:小品ながら、なかなか心地良い映画です。勘の良い人ならすぐに結末を予想出来てしまうかも知れませんが、本当の詐欺は全く別の所にあるのです。これには恐らく観客全てが騙されることでしょう。
 
 3)「ファインディング・ニモ」:見事なCGアニメ。完璧なシナリオ。楽しい音楽。素晴らしい声優陣。何から何まで完璧な「ファミリー・ムービー」がかえって鼻につくけれど、ここは素直に認ておきましょう。 
 2)「ラスト・サムライ」:西洋が作った侍映画の最高傑作!日本の役者も大変立派でした。アカデミー賞もちょっと楽しみです。日本の時代劇もハリウッドに作らせた方が面白いのか? 
 1)「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」:3部作の途中ながら、威風堂々の1位!3部作完結したら、もはやぶっちぎりの1位間違いなしでしょう。
 
 これにDVDで観た「スズメバチ」「リベリオン」「億万長者」を足してようやく10個。今年はもっと面白い作品に巡り会えることを願います。