3月12日 「DVDな日」
 
 昨日買った非常にマイナーなタイトルのDVDを観る。DVDが普及したおかげで、世界中の色々な国の映画が手軽に観られるようになった。ハリウッド製のファンタジー映画に食傷気味なので、たまに本場のファンタジー映画に触れるのも良いだろう。
 
 「ミオとミラミス〜勇者の剣」(スゥェーデン・ソ連・ノルウェー1987年)は「長くつ下のピッピ」「ロッタちゃん」シリーズのアストリッド・リンドグレーン原作の映画化だが、クリストファー・リーが出ているというだけで観てみた。
 
 映像は最近のCGと比べるとさすがに見劣りする。テンポの緩慢さもいかにも北欧的で、せっかちな人には耐えられないかも知れない。でも設定は面白いし、ネーミングが特に興味深い。両親を亡くした子供が育ての親に虐められたり、その子が別の世界で実は勇者だったり…、児童ファンタジーの定石ではあるが、「ハリー・ポッター」の原点と言われるのもやや肯ける。
 
 「リトル・アドベンチャー〜ロリーの大冒険」(フィンランド2001)はトロルとエルフの対立と共存を描いた作品だが、なかなかの拾い物だった。何と言っても色彩と小道具が素晴らしい。この感じ、さすが本場は違うなぁと思わず感心してしまった。
 
 久しぶりにMacでDVDに色々記録する。暫く作業をしていなかったので、すっかり作業の手順を忘れていた。「ヘルプ」を見ながらあれこれ操作して次第に思い出してきた。相変わらずMacは安定しているので、何かと頼もしい。Windowsももう少し安定してくれれば手が掛からなくて有り難いのだけれど、そろそろハードの見直しが必要かも知れないな。