4月15日

 再び「ガストロ透視検査」を受ける。十二指腸の動きを調べるためだ。これで3度目になるが、今度こそちゃんと動いていて欲しいモノだ。動いていれば、再び食事が再開するかも知れない。憧れの食事が掛かっているんだ。頼むぞ十二指腸!相変わらず不味い造影剤を飲んで、宇宙飛行士の訓練機みたいな台の上で仰向けになったり横になったり、ゴロゴロしながら腸の動きを観察する。さて、検査結果はどうだろう?

 2時間後に再びレントゲンを撮って検査結果を待っていると、回診に来た医師から食事再開の許可が下りる。うひょ〜っ!ようやく食事にありつける。この日をどれだけ待ったことか…。でもよく考えたら、またあの不味い流動食から始まるんだね。流動食って言ったって、宇宙食みたいに美味しければ良いんだけど、これが恐ろしく不味いと来ている。それを考えたら、急に憂鬱になってしまった。